タイカ・ワイティティは、風変わりな笑いと思いがけない温もりを混ぜ合わせることで知られるニュージーランドの映画作家・俳優である。監督としては、インディーズ・コメディ『ボーイ』『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』やモキュメンタリー『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』でその名を確立したのち、大作『マイティ・ソー バトルロイヤル』と風刺劇『ジョジョ・ラビット』(2019年)を手がけ、後者でアカデミー脚色賞を受賞した。自作にたびたび出演もしており、吸血鬼ヴィアゴ、マーベル作品では岩の生き物コーグ、『ジョジョ・ラビット』では滑稽な空想上のヒトラーを演じている。その作風は、奇抜で無表情、それでいて不意に胸を打つ温かさを湛えている。
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