アメリカのコメディの先駆者リリー・トムリンは、伝説的なバラエティ番組で腕を磨いた後に映画へと進出した。1939年デトロイト生まれの彼女は、ロバート・アルトマン監督の『ナッシュビル』での演技でアカデミー賞候補となり、ジェーン・フォンダ、ドリー・パートンと共に働く女性たちの反乱を描いたコメディ『9時から5時まで』で主演を務めた。数十年後には、フォンダと再び共演したシリーズ『グレイス&フランキー』で新たな世代の観客をも魅了した。トムリンは知的なユーモアと独自の多彩な人物像を自在に操り、複数世代の女性コメディアンにとっての指標的存在となった。
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