コメディアンになる前はパンクのドラマーだったフレッド・アーミセンは、『サタデー・ナイト・ライブ』の中心的存在として10年以上を過ごし(2002〜2013)、奇人変人のギャラリーやものまねで欠かせない存在となった。キャリー・ブラウンスタインとともに『ポートランディア』(2011〜2018)を創作・主演し、ヒップスター文化を風刺したこのスケッチ番組でカルト的地位を得た。『Documentary Now!』(2015)の共同制作も手がけ、セス・マイヤーズの番組バンドの指揮も執った。近年の観客には『ウェンズデー』(2022)のフェスターおじさんとして知られる。そのコメディは無表情で、音楽的、そして執拗なまでに細部にこだわり、ギャグよりも人物像の上に築かれている。
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