激しく、饒舌で、電流のような緊張感をまとうジェームズ・ウッズは、破滅の淵に立つ人物を得意とした。ユタ州ヴァーナルに生まれ、オリバー・ストーン監督の『サルバドル/遥かなる日々』で信念を貫くジャーナリストを、セルジオ・レオーネ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で哀愁漂うギャングを演じ、1980年代の映画界で光を放った。この二作は彼の最も称賛される演技のうちに数えられる。二度のアカデミー賞ノミネートを果たし、スコセッシの『カジノ』や『ニクソン』などに独特の神経質さをもたらし、ディズニーの『ヘラクレス』では悪役ハデスの声を演じた。二度のエミー賞受賞者であり、その演技は張り詰めたエネルギーと、どんな画面をも満たす催眠的な弁舌で際立っている。
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