フレッド・ウォードは1942年サンディエゴ生まれのアメリカ人俳優で、労働者階級的な骨太さによって八〇〜九〇年代に頼れる主演俳優となった。フィリップ・カウフマン監督『ライトスタッフ』(1983)で宇宙飛行士ガス・グリソムを演じてゴールデングローブ賞を受賞し、『トレマーズ』(1990)と続編『トレマーズ2』(1996)のアール・バセット役でジャンル映画の顔にもなった。ロバート・アルトマンは『ショート・カッツ』(1993)で彼を用い、カウフマンは『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』(1990)でヘンリー・ミラー役を任せた。2022年に逝去。SFから大人のドラマまで作品を支えた、生活の匂いのするドライな存在感を持っていた。
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