1942年、ニューヨーク州ニューロシェルに生まれたリチャード・ラウンドツリーは、ゴードン・パークス監督の『黒いジャガー』(1971)で私立探偵ジョン・シャフトを演じ、いわゆるブラックスプロイテーション時代を代表する黒人アクション・ヒーロー像を実質的に生み出したアメリカの俳優である。続編『続 黒いジャガー』(1972)や短命に終わったテレビシリーズでも同役を続け、その後は『ルーツ』(1977)などで安定した助演として長いキャリアを築いた。2000年の再構築版と2019年の続編では父性を帯びたシャフトとして帰還し、自身の代表的シルエットに幕を引いた。男性乳癌を経験し公に語ったことでも知られ、2023年に逝去、真のパイオニアとして敬愛されている。
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