1914年バンクーバーに生まれ、ニューヨークで育ったジョン・アイランドは、ロバート・ロッセン監督『オール・ザ・キングスメン』(1949)の幻滅した記者ジャック・バーデン役で決定的な代表作を得た。同作は作品賞に輝き、彼自身もアカデミー賞にノミネートされる。すでにジョン・フォード監督『荒野の決闘』(1946)でヘンリー・フォンダと、ハワード・ホークス監督『赤い河』(1948)でモンゴメリー・クリフト、ジョン・ウェインと共演した西部劇の常連でもあった。のちにキューブリック監督『スパルタカス』(1960)でローマの将軍クラッススを演じ、1970年代にはヨーロッパのジャンル映画で継続的に活躍した。戦後ハリウッドを代表する骨太で明晰な脇役の一人である。
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