ジョーン・クロフォードはハリウッドのスタジオ・システムを代表する偉大なスターにして生き残りのひとりで、その経歴は無声映画からゴシック・ホラーにまで及んだ。1906年テキサス生まれで、大恐慌時代の観客の共感を呼んだ野心的で闘う女性たちを演じた。『ミルドレッド・ピアース』(1945)でアカデミー主演女優賞を獲得し、母性の犠牲を描くメロドラマを見事に演じきった。『大砂塵』(1954)でも主演を務め、円熟してからはライバルのベティ・デイヴィスと共演したカルト的スリラー『何がジェーンに起ったか?』(1962)に出演した。そのメロドラマ的な激しさと、スターとしての鉄の意志が、彼女を伝説とし、古きハリウッドの神話とした。1977年に逝去。
We use cookies for analytics and ads. Without them, the site works just as well.