無骨で、寡黙で、石のような顔をしたチャールズ・ブロンソンは、アクション映画の寡黙な英雄を誰よりも体現した。ペンシルベニアの炭鉱町の貧困のなか、リトアニア移民の息子として生まれ、鉱山で働いたのち、『荒野の七人』『大脱走』『特攻大作戦』などの忘れがたい脇役を積み重ねてキャリアを築いた。彼の飛躍はヨーロッパで訪れ、セルジオ・レオーネが『ウエスタン』(1968)の主役の一人を与え、彼は大陸で最も人気のあるアメリカ人俳優となった。ハリウッドに戻ると、その私刑執行人のイメージが『狼よさらば』シリーズで結実した。最小限の表情と最大限の肉体的存在感からなる彼のスタイルは、アンチヒーローの一系譜を丸ごと定義した。2003年没。
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