ビル・ヘイダー(オクラホマ州タルサ、1978年生まれ)ほど根本から自らを作り変えた喜劇人は少ない。『サタデー・ナイト・ライブ』(2005-2013)に8シーズン在籍して驚異的なものまね役者としての名声を築き、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)のスレイター警官として場面を奪い、『インサイド・ヘッド』(2015)ではビビリの声を演じた。続いて『バリー』(2018-2023)が訪れた。俳優に転身した殺し屋を描く、彼自身が創作・監督・主演したシリーズで、2つのエミー賞を受賞し、暗く緻密な映像作家の一面を明らかにした。『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)では大人のリッチー役でペニーワイズに立ち向かった。カメラの外では不安げ、その前では外科医のように精密である。
ビル・ヘイダー(オクラホマ州タルサ、1978年生まれ)ほど根本から自らを作り変えた喜劇人は少ない。『サタデー・ナイト・ライブ』(2005-2013)に8シーズン在籍して驚異的なものまね役者としての名声を築き、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)のスレイター警官として場面を奪い、『インサイド・ヘッド』(2015)ではビビリの声を演じた。続いて『バリー』(2018-2023)が訪れた。俳優に転身した殺し屋を描く、彼自身が創作・監督・主演したシリーズで、2つのエミー賞を受賞し、暗く緻密な映像作家の一面を明らかにした。『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)では大人のリッチー役でペニーワイズに立ち向かった。カメラの外では不安げ、その前では外科医のように精密である。
米オクラホマ州タルサ出身。アリゾナ州の美術学校で学んだ後、短大を中退。映画監督を目指してロサンゼルスに移るも、2003年にコメディを学びはじめると才能が開花し、05年から8年間「サタデー・ナイト・ライブ」に出演した。「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」(06・日本劇場未公開)で映画デビューし、ベン・スティラー監督の「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」(08)やジャド・アパトー監督の「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」(15)などのコメディ映画に出演する。声優としても活躍し、「インサイド・ヘッド」(15)、「ファインディング・ドリー」(16)、「トイ・ストーリー4」(19)などのピクサー作品や、「アングリーバード」「ソーセージ・パーティー」(ともに16)といったアニメ作品に参加。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15)では、ドロイドのBB-8が発する電子音の元になる声を担当した。ブラックコメディ「バリー」(18~19)で主演を務めたほか、大ヒットホラーの第2弾「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」(19)ではメインキャストのひとりであるリッチーを演じている。