1943年、当時のズデーテン地方ライヒェンベルク生まれのバルバラ・ブーシェは、ハリウッドで『危険な道』(1965)や『スター・トレック』の一エピソード(1968)に出演した後、パロディ版『007/カジノロワイヤル』(1967)でマネーペニー役を務めた。イタリアに拠点を移し、ルチオ・フルチ監督『幼女惨殺』(1972)や『真紅の女王は七回殺される』改題の『デス・オブ・ブラックボード』(1972)などジャッロ全盛期の顔となった。以後もイタリアのコメディやテレビで長く活動し、ダミアーノ&ファビオ・ダンノチェンツォ兄弟の『悪童日記より』改題の『バッド・テイル』(2020)で助演として復帰した。イタリア・ジャンル映画黄金期を象徴する存在である。
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