今村昌平は東京生まれの日本人監督で、日本の農村の貧しい人々や社会の周縁の者たちを見つめる、人類学的な好奇心に満ちた、しばしば土着的な作品で称えられる。『にっぽん昆虫記』は、幾十年もの苦難を生き抜く一人の女性の姿を感傷を排した率直さで辿り、実在の連続殺人犯に基づく『復讐するは我にあり』と、パルム・ドールを分け合った『うなぎ』は、人間の行動のより暗く本能的な側面への持続した関心を示した。老人を山に捨てて死なせる村の慣わしを描く『楢山節考』は、彼に最初のパルム・ドールをもたらし、最も国際的に知られる作品であり続けている。今村はパルム・ドールを二度受けたごく少数の監督の一人であり、人間の生存への感傷を排したほとんどドキュメンタリー的な好奇心は、彼を先行するより古典的に構築された世代の日本の監督たちから際立たせた。
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