ヒップホップの先駆者にして同世代でもっとも多才なアーティストの一人であるクイーン・ラティファは、主張の強いラップ『U.N.I.T.Y.』から映画・テレビのスターの座へと移った。ニュージャージー州ニューアークにデイナ・オーウェンズとして生まれた彼女は、まずシットコム『Living Single』で輝いてから、ミュージカル『シカゴ』(2002)の女看守「ママ」・モートン役でハリウッドを制し、アカデミー賞にノミネートされた。そのキャリアは『ダメ男に復讐する方法』『ヘアスプレー』『ガールズ・トリップ』といったコメディに及び、さらにブルース歌手ベッシー・スミスを描いたHBO映画『ベッシー』の絶賛された肖像でエミー賞を受賞した。自信と温かさに満ちた存在感で、音楽と映画における黒人女性の障壁を打ち破る自然な威厳を体現している。
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