梶芽衣子は1947年東京都千代田区生まれの女優・歌手であり、七〇年代のピンク映画・復讐映画と切り離せない存在である。東映では『野良猫ロック』シリーズ(1970-1971)の主演を務め、東宝に移ってからは寡黙な復讐者・松島ナミを演じた『女囚さそり』シリーズ(1972-1973)と、刀を振るう主人公を演じた『修羅雪姫』(1973)によってエクスプロイテーション映画の国際的アイコンとなった。劇中で歌った『怨み節』『修羅の花』は、クエンティン・タランティーノが『キル・ビル』で用いたことで世界的に再発見された。以後はテレビドラマや舞台へと軸を移しつつ、世界中の映画作家に影響を与え続けている。
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