マリア・シュラーダーは1965年ハノーファーに生まれ、ドイツを代表する女優から国際的に評価される映画監督へと段差なく歩みを進めてきた。俳優としては『エメーとジャガー』(1999)でフェリーツェ・シュラーゲンハイムの決定版と言うべき像を刻み、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞、ミニシリーズ『ドイチュラント83』『86』『89』の看板も張った。監督としてはシュテファン・ツヴァイクを描いた『ツヴァイク 白昼の亡霊』(Vor der Morgenröte, 2016)、エミー賞に輝いたNetflixドラマ『アンオーソドックス』(2020)、そして『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(2022)を送り出した。監督としての彼女は派手さより集中と静けさを重んじる作風で知られる。
We use cookies for analytics and ads. Without them, the site works just as well.