1966年サンティアゴ・デ・コンポステーラ生まれのルイス・サエラは、ガリシア訛りと草臥れたたたずまいで場面を持っていく、2010年代・20年代のスペイン映画屈指の性格俳優となった。ロドリゴ・ソロゴジェン監督の政治スリラー『マドリード、汚職の街』(2018)で密告者ルイスミを演じ全国的な認知を得ると、同監督の高評価田舎劇『ザ・ビースト』(2022)で再びタッグを組み、ゴヤ賞助演男優賞を受賞した。ネットフリックス連続ドラマ『エントレビアス』(2022- )でも鮮やかな存在感を示している。傷を抱え、乾いた笑いを備えたアウトサイダー役の名手と目されている。
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