ロン・チェイニー・ジュニアは1906年オクラホマシティ生まれ、本名クレイトン・チェイニーで、無声映画の巨匠ロン・チェイニーの息子である。ユニバーサル・ホラーを象徴する顔の一人で、ルイス・マイルストン監督『二十日鼠と人間』(1939)のレニー役では哀切な主演を見せ、これを彼の最高傑作とする声も多い。だが世に広く知られるのは『狼男』(1941)のラリー・タルボット役で、四〇年代のモンスター競演作に何度もこの役で復帰し、ユニバーサル在籍中はドラキュラやミイラ男、フランケンシュタインの怪物までも演じた。晩年にはフレッド・ジンネマン監督『真昼の決闘』(1952)で酔っ払いの保安官助手を印象深く演じ、1973年に世を去るまで働き続けた。
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