1942年東京生まれ。松方弘樹は時代劇スター近衛十四郎の子として、東映の剣戟・任侠の座組で育った。深作欣二監督の『仁義なき戦い』シリーズ(1973-1974)には欠かせぬ役者として名を刻み、七〇年代を通じて時代活劇や実録路線の主演を続けた。のちにはテレビへ軸足を移し、時代劇や特撮ドラマで長きにわたり主演を務めた。がっしりとした肩幅と朗々たる声を武器に、日本の撮影所ジャンル映画を長く支えた顔役の一人であった。
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