エンギン・アクユレクは1981年にアンカラで生まれ、トルコドラマ屈指の稼げる主演俳優である。ブレイクは戦争を背景にした恋愛作『Yabanci Damat』(2004)だが、決定的な地位を築いたのはトゥバ・ビュユクユストゥン共演の大ヒット『黒い金の愛』(2014)であり、この作品はトルコドラマをラテンアメリカと中東の奥まで届けた。続く家族メロドラマ『Kadin』(2017)は日本のフォーマットを翻案し、地域屈指の多言語化タイトルとなった。アンカラ大学で歴史を学んだ経歴が、抑制の効いた地に足の着いた重みを生み、より偶像的な同世代とは一線を画している。
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