1948年東京生まれの柄本明は、アングラ劇団東京乾電池を経て、日本映画で最も信頼される性格俳優の一人となった。今村昌平作品との仕事を重ね、とくにパルム・ドール受賞作『うなぎ』(1997)や、タイトルロールを担った『カンゾー先生』(1998)で強い印象を残した。河瀬直美の作品にも顔を出し、テレビでも確かな存在感を示してきた。重厚さと剽軽さを併せ持つ演技は、日本のドラマを支える柱として長く機能している。
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